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遠方から足を運んでくれてありがとう
おはようございます。 久々に雨ですね。 昨日は、前田源商店のお母さん (いつも気にかけてくれて感謝です) そして静岡からはかぜつちの企画展に 毎回足を足を運んでくださる方達が いらっしゃいました。 遠方から本当にありがとうございます(T.T) 2021年の village三島 への初出店から、 毎年のように各地で出店を重ねるうちに、 たくさんの方とつながることができました。 改めて、作品を発表できる場所が あることに感謝しています。
『あわいを建てる』展 2週目スタート|静かにゆっくり見たい方へおすすめです。
いよいよ『あわいを建てる』展の2週目が明日から始まります。 これまでInstagramで少しずつご案内してきましたが、 今回は見どころをまとめてご紹介します。 ご来場の際の参考にしていただけたら嬉しいです。

映像作品「かぜつちもよう」
展覧会「あわいを建てる」では 写真家・木本日菜乃の記録映像の上映を行います。 ひなのちゃんは、2020年ほどより かぜつち模様染工舎である 南馬家の記録を撮り続けてくれています。 私たち家族の形とものづくりについて ひなのちゃんの目を通して映る姿はどこかあたたかく ありきたりな言葉だけど肩肘張ってない 「素」の姿を 見せてくれていつも安心させてくれます。

柿渋プリントと手捺染の可能性の探索
そのなかで心惹かれたのが、柿渋でした。 若さゆえの情熱もあり、毎朝染場に早く入り、 柿渋をプリントすることに夢中になっていました。 柿渋液や木酢酸鉄に耐薬品性の糊を混ぜ合わせ、 布の上に色を定着させることはできました。 考えた染色方法はいくつかのブランドにも起用されました。 丁稚奉公として入ったので 修行元にお還しできることが 何よりも嬉しかった。 けれども 広大な染織・テキスタイルの世界を歩むにつれ、 当時の私はその本質に触れてはいなかったのだと 気づきました。

帆布かばん yohnさん
八ヶ岳南麓で帆布カバンを 製作されているYohnさん。 「長く使い続けてもらいたい」という ものづくりへの想いに触れ 堅牢な染めとはと 考えさせられています(^^;; 帆布を藍で染める経験はまだまだ少なく 打ち込みの強いこの素材は、 思うようにいかないことも多いです。 じっくり行こうかなぁ。

FUJIHIMURO Gallery
大好きな織工達と話ができる ハタオリマチフェスティバルは今年で10年。 今年はハタオリマチフェスティバルに合わせて、 かぜつちの展覧会を、 FUJIHIMURO Gallery Spaceで させていただくことに。

多謝
5月10日・11日に静岡県三島市の楽寿園で 開催されたクラフトフェア、ありがとうございました。 初日の10日はあいにくの雨でしたが、11日は晴天に恵まれ、 たくさんの作家仲間や友人と再会することができ、 とても嬉しい時間となりました。 そして、三島ビレッジ2025、10周年おめでとうございます。 これからもますますのご発展をお祈りしています。

多謝
伊豆に戻りました。テーマは「理想と向き合う」。理想は「ideal」を訳した和製漢語で、外へ向かう力を感じる言葉。今回、ブースを「現在」と「未来」に分け、無地の藍染ストールや生活雑貨を展示・販売(現在)、145cm幅の型染布や大判布を発表(未来)しました。多くの方と語らい、新たなご縁や商談の機会をいただきました。ご来場くださった皆さま、ありがとうございました!

僕が思う 本建て正藍染の魅力
本建て正藍染は、藍草を発酵させた蒅を使い、手間と時間をかけた伝統技法で染め上げる堅牢で美しい染色方法です。抗菌・防虫効果や色移りしにくい特性を持ち、ファッション業界でも注目されています。自然と調和し持続可能性を体現する技術として、次世代への継承が求められています。