いろんな思考で布を使う
date: 2022年7月26日author: e.namba

我々には2歳の息子がいます。

このよみものの内容にも度々登場していて

ご存知の方もいらっしゃると思います。

息子が生まれる時、相方が初めて建てた藍で

おくるみを染めてくれました。

その布は、生まれた時はおくるみとして。

ベビーカーに乗る時は日除けや冷房避けとして。

今は、保育園の掛け布団として使っています。

布の良いところって

使い方が一通りではないところ。

ちょっと話がそれますが、、、

2020年4月末に息子を出産しました。

ちょうどその頃、

世間ではコロナが流行り出して

みんなの警戒心や不安が強く

どういう動きをすれば良いのか分からない状況でしたよね。

いつも流通していたマスクはお店に並ばなくなり

布マスクを手作りされる方が増え

手芸屋さんの布、主にガーゼ素材のものは

見る見るうちになくなって、、、

産後の準備をしていた私は

赤ちゃんのものを取り扱っているお店に

必要なものを揃えに行きました。

「沐浴用のガーゼいるよな〜」と

お店をぐるぐる探しても見つからない。。

一つだけ、すっからかんになっている棚がありました。

そこには「完売。入荷未定」の文字が、、、

ガーーーーン!!!

おそらく、皆さんマスクを作るために

購入されているのだと思いますが

こんなところにまで影響が出ているのか・・・!と

赤ちゃん用品店からガーゼがなくなっているのは衝撃でした。

自分には、それでマスクを作ることは全く想像できなかったので

(もしかしたらマスクの中に入れるフィルターにされてたのかな?)

変に納得してしまいました。

改めて布って、いろんな物に形を変えて

暮らしの役に立つ物なんだなと思いました。

沐浴に使う布は絶対にガーゼじゃないといけない訳ではない。

家にあるフェイスタオルでまかなえました。

「布は上から下に使うもの」という考え方があリます。

顔を拭くタオル。役目を果たしたら

台拭き⇨雑巾

のような感じで、ちょっとずつ肌から離れて

使っていくイメージ。

息子のおくるみも

おくるみから日除け、掛け布団となり

成長してからもまだまだ使えるようにしたいなと思っています。

「布」は暮らしの中ではなくてはならないもの。

たくさんある布の中で

私たちがご提案するのは

かつて一度も農薬や化学肥料を使ったことのない大地で

育てられた棉を手で収穫し、糸車を使って紡いだり

ガラ紡機で紡いだりして糸になった布です。

糸の特徴を活かして

お顔を洗っていただいたり

体を洗うタオルにしたり

台所のふきんとして使ったり

食器を洗う布として使ったり、、、

たくさんの使い方をお試しいただけます。

出店先では直接、使い方をお伝えできるのですが

ネットを通してはなかなかお伝えしづらい点があります。

気になることがございましたら

なんでもお気軽にお問合せくださいね。

1枚の布が形を変えて、

暮らしに役立つものになってくれると思います。

南馬 絵理
専門学校卒業後、フェアトレードショップで販売員として約7年間勤める。ものが作られる背景が大事だと思うし選ぶものも背景を大事にしいと思う1児の母ちゃん。

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