いよいよ『あわいを建てる』展の2週目が明日から始まります。
これまで Instagram で少しずつご案内してきましたが、
今回は見どころをまとめてご紹介します。
ご来場の際の参考にしていただけたら嬉しいです。
01|新柄「へのへのもへじ」の国内初披露

幅145cm、長さ4mにおよぶ布全面に、1万を超える「へのへのもへじ」を日本の伝統的な正藍染と型染で表現した大作を展示しています。
Gallery では、幅145cm・長さ2mの鱗紋様をはじめ、新作の布も多数ご覧いただけます。

02|正藍染め×ほぐし織りのインスタレーション

舟久保織物とともに取り組んできた「正藍染め×ほぐし織り」のインスタレーションを展示。
経糸一本一本に型染めを施してから織り上げる“ほぐし織”は、日本独自の技法。水彩画のような柔らかなにじみが特徴です。
経糸にはヘンプを使用し、熟練の職人が1日にわずか1mしか織れない希少な布を12m用意。産地の技と時間を込めた布が、正藍染めと出会うことで新たな表現を生み出しています。
03|アーカイブ作品の展示

手捺染によるシルクスクリーンの可能性や、植物染料を用いた多様なプリントの試みを振り返るアーカイブ作品を展示しています。
04|正藍染めのデモンストレーション

実際の藍の染液を使った染めの実演を実施。
染めの色が変化していく瞬間を体感いただけます。
ミュージアムショップでは特別企画「藍の色を見よう」も開催中。スタッフまでお気軽にお声がけください。
05|写真家・木本日菜乃による記録映像上映

日常と自然を切り取る映像作品を上映し、工房の日々を伝えます。
06|展覧会限定ミュージアムショップ
正藍染めの製品や一点物の染めアイテムを販売。
様々な型染め布の手拭いを販売、他にも帆布バッグやコラボレーションアイテムや限定アイテムなども用意しています。
10月18日(土)・19日(日)は「ハタオリマチフェスティバル」開催に合わせて、
全国から多くのお客様が富士吉田に訪れます。
そのため、会場は混み合う時間帯が多くなります。
もし作品をゆっくり、静かにご覧になりたい方は、
フェスティバル前後の日程のご来場がおすすめです。

かつて氷を貯蔵していた「氷室」を改装したユニークなギャラリースペース。広々とした Gallery1・2・3 に加え、作品やグッズが並ぶ ミュージアムショップ も併設。
特別な空間での展示体験をお楽しみください。
展覧会会場では順路図付きの作品リストをお渡ししています。

在廊スケジュールも配布中!ぜひお使いください!
🗓️ダウンロードはこちらから
展覧会名:かぜつち模様染工舎展覧会『あわいを建てる』
会期:2025年10月4日(土)〜10月26日(日)
時間:11:00〜17:00
開館日:金・土・日・月
会場:FUJIHIMURO
〒403-0009 山梨県富士吉田市富士見1-1-5
TEL:0555-73-9438
HP:https://you-fujiyoshida.jp主催:かぜつち模様染工舎
後援:富士吉田市
協力:一般財団法人ふじよしだ定住促進センター、株式会社装いの庭
映像:木本日菜乃