かぜつち模様染工舎

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染と布のこと

染と布のこと

伝統と手仕事から生まれる模様

本建て正藍染

本建て正藍染

「蒅と木灰汁のみで建て、その後の維持管理を貝灰と麩で行う」これを本建て正藍染 といいます。
正藍染の特徴として抗菌・防虫・遠赤外線等の効果が挙げられます。 また色落ちがしづらく、色移りがしません。

  • 蒅(すくも)・・・藍の葉を堆肥状に醗酵させた原料。
  • 建てる・・・醗酵させること。
  • 藍建て・・・本来の建て方を「本建て」といいます。

型染め

型染め

「型染め」は、日本の伝統的な染色技法のひとつです。 和紙に彫り抜いた「型紙」と、もち米から作られる「糊」を用いて文様を染め出し、 その精緻さは世界でも類を見ない高度な技術とされています。
米作が盛んな土地だからこそ防染のための「糊」が生まれ、 また高品質な和紙を漉く技術があったからこそ、 細密な模様の彫刻に耐える「型紙」が生まれました。
こうした背景から、型染めは日本の風土の必然が生み出した技法と言えます。
私はこの技法と青を正藍染、弁柄から他の色を得て制作を行います。
私はこれを「正藍型染」と呼んでいます。

手紡ぎ

手紡ぎ

手紡ぎとは、その名の通り、機械ではなく糸車を使い手で糸をつむぐ手法。
機械でつむいだ糸は均一に仕上がりますが、 手つむぎ糸は「より」が柔らかく、手加減によって太さにむらが生まれます。
この不均一さが独特の表情や質感を生み出し、 布に自然な温もりと立体感を与えてくれます。

自然栽培綿

自然栽培綿

かつて一度も農薬・化学肥料を使ったことのない広大な大地で、
種まきから耕運・栽培・収穫に至るまで、
丁寧に手作業で育てられた木綿を使用しています。