フェアトレードってなに?
date: 2022年8月3日author: e.namba

フェアトレード

という言葉を知ってる方は

どのくらいいらっしゃるんだろう。

今、ギャラリースペースを貸していただいている

「シサムコウボウ」はフェアトレードのお店。

私は専門学校在学中から

約7年間、シサムコウボウで

お仕事をさせていただいていました。

私の「フェアトレードの考え方」は

シサムコウボウで学ばさせていただいたようなものです。

「フェアトレードとは、お買いものが

途上国に暮らす人たちの自立支援につながる仕組みのこと」

とシサムコウボウのホームページには

記載されています。

そもそも

「フェアトレード」という言葉があるということは

それとは反対の貿易の仕方があるということなんだと考えます。

単純に逆を読むと、、、

・途上国の人たちの自立に繋がらないような

仕事の仕組みがあるということ

・お仕事をお願いしたけど

それに見合った対価をお支払いしないという現状があること

・お支払いする金額以上の仕事を求めること

自分がそういう仕事を受ける立場だと考えると、、、

仕事にハリがなくなるし

なんでこの仕事をしているんだろう?と

自分を責めてしまうと思います。

この仕事しか選べないのか、、、と

いらない責任感というか、自己嫌悪に

陥ってしまうと思います。

負の連鎖しかないなぁ、、、

※これはあくまで自分の考えであって

対等な立場でお仕事をされていない方々が

こう思われているかどうかは分かりません。

「仕事をする」ということは

自分達の暮らしに直結するもの。

仕事をして、いただいた対価で

選んで買いものをします。

そうして選んだものの先に

また、それを作っている人がいて

その人たちにも生活があって、、、

お金の循環と仕事の循環はいつもつながっていて

その循環は濁っていてはいけなんだろうなと思います。

私はずっと

フェアトレードという言葉がなくなって

それが当たり前の世の中になってほしいなと思っています。

きっと、シサムコウボウのような

フェアトレードショップがあるから

ものが作られる背景に思いを馳せる人も増えるだろうし

作っている人がどんな人か分かるから

ものを大切にしたい。とも思う。

シサムの店員さんも

私が知っている方々は

自分の仕事のポジションに責任を持って

関わられている方ばかり。

自分達がお客様に商品を届けることで

継続的に生産者の方達にもお仕事をまたお願いできて

ずっと循環していくんですね。

みんながいい関係で気持ちよく

お仕事とお金を回していけるのが一番。

と、誰もが思うことだとは思いますが

改めてフェアトレードについて

考えてみようと思った次第です。

フェアトレードが、当たり前の世の中になるように。

さて、シサムコウボウでの販売会

14日(日)まで開催しております。

私は12日以外は在廊する予定ですので

ぜひお越しくださいませ!

皆様とお話しできるのを楽しみにしています!

南馬 絵理
専門学校卒業後、フェアトレードショップで販売員として約7年間勤める。ものが作られる背景が大事だと思うし選ぶものも背景を大事にしいと思う1児の母ちゃん。

京都
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