夏の強い日差しから肌を守るためには、
紫外線をしっかりと遮ることが大切です。
多くのUVカット素材が市販されていますが、
手つむぎ布にはその独自の構造により、
自然な形で高いUV遮蔽率が実現されています。
手つむぎ布の最新の試験結果とその効果についてお伝えします。
手つむぎ布は2005年の試験において
4重巻きでのUV遮蔽率が99.4%と非常に高い結果を示しました。
さらに、今年7月に改めて試験を行ったところ、
3重巻きで94.6%のUV遮蔽率が確認されました。
このような高い遮蔽率を持つ手つむぎ布は、
従来の人工的なUVカット素材とは異なり、
自然な方法で紫外線をカットします。
手つむぎ糸は、一般の紡績糸とは異なり、
原料の綿が持つふわふわとした状態がそのまま糸に残っています。
この柔らかな表面の凹凸が紫外線を遮る効果を生み出し、
UVカットを実現しています。
紫外線吸着剤や散乱剤を用いず、
肌にやさしいだけでなく、
洗濯をしてもそのUVカット機能が持続するのが特徴です。
手つむぎ布は、
日常の使い心地と肌へのやさしさを兼ね備えた
理想的な素材です。紫外線の強い季節に、
お肌をしっかりと守りながら、
美しい風合いを楽しむことができます。
正藍染の手紡ぎ布の試験はまた後ほど。
冬は暖かく、夏は涼しい。
手つむぎ布の特性について、
ぜひ生活の中で実感してみてください。
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