手つむぎ布の優れたUVカット機能 最新版
date: 2024年10月28日author: h.namba

手つむぎ布の優れたUVカット機能
素材の力

夏の強い日差しから肌を守るためには、

紫外線をしっかりと遮ることが大切です。

多くのUVカット素材が市販されていますが、

手つむぎ布にはその独自の構造により、

自然な形で高いUV遮蔽率が実現されています。

手つむぎ布の最新の試験結果とその効果についてお伝えします。


最新の試験結果:2005年と2024年のデータ比較

手つむぎ布は2005年の試験において

4重巻きでのUV遮蔽率が99.4%と非常に高い結果を示しました。

さらに、今年7月に改めて試験を行ったところ、

3重巻きで94.6%のUV遮蔽率が確認されました。

このような高い遮蔽率を持つ手つむぎ布は、

従来の人工的なUVカット素材とは異なり、

自然な方法で紫外線をカットします。


手つむぎ糸ならではのUVカットの仕組み

手つむぎ糸は、一般の紡績糸とは異なり、

原料の綿が持つふわふわとした状態がそのまま糸に残っています。

この柔らかな表面の凹凸が紫外線を遮る効果を生み出し、

UVカットを実現しています。

紫外線吸着剤や散乱剤を用いず、

肌にやさしいだけでなく、

洗濯をしてもそのUVカット機能が持続するのが特徴です。

{"product":"hand-spining-yarn-stole"}

植物素材ならではのメリット

手つむぎ布は、

日常の使い心地と肌へのやさしさを兼ね備えた

理想的な素材です。紫外線の強い季節に、

お肌をしっかりと守りながら、

美しい風合いを楽しむことができます。

正藍染の手紡ぎ布の試験はまた後ほど。

冬は暖かく、夏は涼しい。

手つむぎ布の特性について、

ぜひ生活の中で実感してみてください。

南馬 久志
卒業後、約3年、染屋で丁稚奉公を行い、その後、益久染織研究所 企画室に在籍。故 前田雨城の色の文化史の運営に携わる。2020年 かぜつち模様染工舎として動き出し、今に至る。

手紡ぎ
関連する作品
関連する投稿

秋冬に正藍染 手紡ぎストール おすすめ まとめ


PART COFFEE ROASTER カウンター布


一覧トップへ