かぜつちの布帖 作成中。
date: 2025年1月8日author: h.namba


伊豆に素敵なフライヤーが届きました。

「装いの庭expo'25」が、


2025年2月23日・24日の2日間


東京都八王子市で開催されます。

このイベントは、


さまざまな織りや


染め、編み、縫いの


技法を用いた布が


一堂に集まる特別な機会です。

個人の作家による


一点ものの手作り作品から、


国内工場によるプロダクトまで


さまざまなテキスタイルに


触れることができます。

善き機会だと思うので


今まで染めてきた


これまでのアーカイブを


ご覧いただけるように


布帖を準備中です。

土に還り、


肌に悩みをお持ちの方が


安心してお使いいただけるように



理念や想いを込めて


台紙のロゴを柿渋液を糊状にして


手捺染を行いました。


(写真 3・4枚目)

この方法は2006年に


Japan Creation染め部門で


入賞した時の技法で


当時は糊に耐薬品性が


高い合成糊を使っていたので

永らく封印していましたが


少しずつ原料を見直して


安心しておつかいただけるものに


変えることができたと思うので


今後は紙物だけでも


できる範囲で代えていこうと思います。

何よりずいぶん過去に考えた技法が


ふたたび陽の目を見るように


帰ってきたようで嬉しいです。(^ ^)

ぜひ、かぜつちの布帖ご覧下さい。

イベント情報の詳細はイベントページをご覧ください。


リンクを貼っておきます。

南馬 久志
卒業後、約3年、染屋で丁稚奉公を行い、その後、益久染織研究所 企画室に在籍。故 前田雨城の色の文化史の運営に携わる。2020年 かぜつち模様染工舎として動き出し、今に至る。

2025
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