模様と色のつながり
date: 2019年11月13日author: h.namba

模様と色のつながり

 

波紋、砂漠の風のあと、葉脈、

カタツムリ、蜂の巣、雪の結晶など

観察すると自然界は複雑だと思っていたら、

じつは規則的な模様が隠れています。

我が家の近くにある山々や川の流れ、

生息している動植物が教えてくれる。

 

新しい模様は植物の細胞の力強さや微生物や菌を

イメージして描きました。染色方法は藍染め(化学建て)です。

タペストリーやテーブルクロス、

小物つくりにいかがでしょうか。

近日、通信販売ページに掲載しようと思います。

 

藍染めですが、インド藍を使用して

化学の力を借りています。

 

ハイドロと水酸化ナトリウムを使用

 

具体的に言えば、助剤として

水酸化ナトリウムとハイドロを用いていますが、

大地と水にどれくらい影響があるか、

アルカリの調整なので問題がないようにも思えますし、

盲点が隠れているようにも思えます。

まだまだ勉強が必要です。

 

来年は藍染めに移行すること、

そうすることで、この模様と藍の色を作る微生物が

手を結び深い味が届けれると思います。

 

来年は藍について深く知り、

たくさんの人に届けれるように邁進してきたいです。

それではまた。

南馬 久志
卒業後、約3年、染屋で丁稚奉公を行い、その後、益久染織研究所 企画室に在籍。故 前田雨城の色の文化史の運営に携わる。2020年 かぜつち模様染工舎として動き出し、今に至る。

藍染め(インド藍による化学建て)

魅力的な手仕事 刺し子



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