挑戦と成長の一年、そして備え
date: 2024年12月24日author: h.namba

年末年始の休暇について


2024年12月26日(木)~2025年1月5日(日)はお休みをいただきます。


この期間中はゆっくりとリフレッシュする予定です。


お急ぎのご用件がございましたら、早めにご連絡いただけますと幸いです。


これが今年最後の投稿になりそうなので


少し長文になりますが1年間大変お世話になりました。



今年は本当にたくさんのことを経験しました。


行動するたびに失敗も増え、


そのたびに周囲に迷惑をかけてしまいました。


でも、その一つひとつの経験が、


自分の視野を広げ、


価値観や多方面の考え方を教えてくれたと思います。


来年もきっと、


今年以上にいろいろな事に挑戦して


頭を打つことがあると思います。


でも、それでいいんだと、


それしかできないんだと思います。


失敗も挑戦も自分の成長には欠かせないものであり、


最後まで自分を信じ続けていきたいです。


また冬の時期に1000ℓの藍建に


挑戦できたのも良い経験でした。



プレッシャーから


毎日嗚咽が止まりませんでしたが


なんとか建って良かった ^^;


約8年前に同時期に


師匠が建てられた大甕の方が


きっと条件的に厳しい中で


約2週間で建てていたけど、


僕はひと月かかった。


まだまだ未熟だと学ばさせて頂いた。


年始からは、


手紡ぎ木綿の昼夜織、


正藍型染 × ほぐし織、145cm幅の型染布など


染屋としての自分の特徴や強みを


明確にしていこうと思う。


また来年はご縁をいただき


台湾で展示会を行う予定です。


歴史は繰り返す、と思っていて


20年前、景気が低迷していた時代には、


職人として仕事が来るかどうかは、


その染屋でしかない「強み」にかかっていたから


すぐに同じような


状況がやってくると思っていて


それに備えて、自分自身の技術に磨きをかけ、


他にはない魅力は何か、


この休みの間に自問自答しようと思う。


1年間お疲れ様でした。


本当にありがとうございました。


来年も引き続きよろしくお願いいたします!

南馬 久志
卒業後、約3年、染屋で丁稚奉公を行い、その後、益久染織研究所 企画室に在籍。故 前田雨城の色の文化史の運営に携わる。2020年 かぜつち模様染工舎として動き出し、今に至る。

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