正藍染 手つむぎガーゼストールはかつて一度も農薬・化学肥料を使った事の無い広大な大地で、耕運・栽培・収穫に到るまで全て手作業を介した綿を使用しています。その後、手摘みした綿から 萼(がく)や種を取り、わた打ちを行い、糸車と呼ばれる木製の道具と人の手により糸を紡ぎます。熟練した職人でも人の手で1日わずか200g程度です。(8時間換算)人の手で紡いだ糸を「手つむぎ糸」といいます。 現在の一般的な機械紡績糸とは、糸の構造が異なり、本来のわたの部分を残した状態で糸になります。明治時代の動力織機でゆっくりと織り上げる事で空気を含み、コシのある手紡ぎ木綿布が出来上がります。私個人の感想としましては、素材感は凸凹しているため光の陰影を生み、風を受け止め軽やかに流すくらいの柔らかさが特徴です。風合いの良さ・非常に高い吸水と紫外線遮蔽率が期待されます。そこからわた本来の脂分を取り、手紡ぎ木綿布を日本古来の藍染め(正藍染)にて染めます。正藍染とは蒅(藍の葉を堆肥状に醗酵させた原料)を、堅木の灰と水を使用した灰汁だけで再び醗酵させて染め液を作り藍染め(正藍染)を行う事。正藍染の特徴として抗菌・防虫・遠赤外線等の効果が挙げられます。また色落ちや色移りがしません。 漂白・柔軟加工など化学薬剤処理などせず、特別な色止め剤なども使用していません。但しこれは化学物質に過敏な方など、どなたでも使えるものと保証するものではありません。個人差はありますので、ご使用いただいて、ご期待通りにならないこともあることを十分にご理解ください。本来であれば、ご自身の感覚で選んで頂きたいので、ガーゼストールに使われている生地のはしくれをお取り寄せ頂きご確認をいただくことを推奨しています。御所望の方は、こちらからお問い合わせください。メールからお問い合わせ ここに生産背景のリンクを設置する
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