助産院さんへのエプロンを製作しました
date: 2021年1月31日author: e.namba

 

こんにちは、絵理です。

息子が生まれて9ヶ月が経ちました。

今ではハイハイをして、

私たちが行くところには自力でついてくるようになりました。

そのスピードも日に日に増してきて

成長がより楽しみな毎日です。

出産時にお世話になった助産師さんに

エプロンをオーダーいただいており

先日納品いたしました。

オーダーくださったのは

京都にある「musubi助産院」の助産師さん、塩見さんです。

musubi助産院さんは自宅出産も受けてくださいますし

昨年の春には助産院でもお産ができるようになりました。

意見を交換しながら出来上がった形のエプロン。

常に赤ちゃんと関わっている助産師さんの目線のご意見は

たくさんの発見をいただきました。

・赤ちゃんの顔に金具が触れないような構造

首紐が調整できる形になると

大抵、胸元に調整できる金具がつきます。

そうなると赤ちゃんを抱っこする時に

金具が顔に当たってしまいます。

ボタンにするとぽろっと取れて誤飲の原因になるので

胸元に細かいパーツを一切つけないようにしました。

最終的には首の後ろにスナップボタンをつけ

被らない形でも着脱できるようにしました。

そうすることで頭の大きさによって

首紐が頭に通らないという懸念点をなくしました。

・さっと着用できるような形に

いつ何が起こるかわからない状況で

エプロンをつけるのに時間がかからないように

首紐をさっとかけられる形にしました。

ただ、上記でも書いている通り

頭の大きさにも大小があるのでスナップボタンをつけて。

使い終わったらそのままフックにひっかけることも

手軽にできます。

・胸元にロゴマークを

musubi助産院さんの「musubi」というロゴを

刺繍させていただきました。

これからmusubi助産院さんで生まれてくる

新しい命と共にこのエプロンが過ごしていけると思うと

なんだか胸がきゅーっとなります。

 

musubi助産院の助産師さん、塩見さんとの

エピソードを少し。

私はもともと伊豆で出産する予定だったのですが

産後、頼れる家族が周りにいないので

やっぱり実家で出産しようとなりました。

一番理想だったのが実家の和室でお産をすることでした。

それで、ご縁を繋いでいただいて

musubi助産院の塩見さんに出会ったわけです。

が、、、

我が子は途中で逆子ちゃんになってしまい

元の位置に戻るようにお灸を据えたり

外界転というものをやってもらったり

逆子体操をしたり試したのですが、、、

里帰りするまでに戻らず。

 

最後まで自宅出産できることを信じて

帝王切開の場合はmusubiさんが提携されている

京都の済生会病院にお世話になることに。

 

結局、逆子のまま帝王切開する日を迎えました。

術後、夫の隣になんと塩見さんが!

まさかきてくださっているなんて思いもしなかったので

それで涙がポロポロ出ました。

 

帝王切開での出産に不安があり

それを取り除いてくださったのは塩見さんです。

musubi助産院さんには

直接お世話になることができなかったのに

わからないことやその時々の不安に対して

アドバイスしてくださったり

心のケアを遠くにいながらもずっとしてくださり

本当に感謝しても仕切れない存在でした。

 

妊娠〜出産って

初めてのことばっかり。

頼れる人がいるだけで心の状態が

全く違うことを感じました。

 

改めまして、musubi助産院 塩見さん

ありがとうございます。

南馬 絵理
専門学校卒業後、フェアトレードショップで販売員として約7年間勤める。ものが作られる背景が大事だと思うし選ぶものも背景を大事にしいと思う1児の母ちゃん。

エプロン
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