黄櫨染について

 

天皇陛下の即位を祝うパレード

「祝賀御列(しゅくがおんれつ)の儀」が

昨日、都内で行われましたね。

 

さて今回は染織あるあるなのですが、

「黄櫨染」について綴ろうと思います。

天皇陛下が即位される「即位礼正殿の儀」の

お召し物の色は淡く赤みがかった茶色でした。

 

これは「黄櫨染」というウルシ科ハゼの煎汁と

蘇芳すおうを重ね染めし、酢、灰などを用いて染色した色で、

現代の生産工程では考えられないほどの時間をかけて染めてました。

平安時代、天皇しか着れない禁色だったみたいです。

 

今は亡き、前田雨城先生が染められた黄櫨染の

復元色を以前、拝見させていただいた事があり、

太陽の光、蛍光下、月の光などにより色合いが異なり

古代染色の不思議な美しさに感動したことを覚えています。

 

天皇陛下、ご即位

おめでとうございます!